活動報告

【報告】消費者志向経営推進キックオフシンポ(10/24)

2016.10.30

【担当:木内】

シンポジウムに出席してきました。シンポの詳細は、消費者庁のHPをご覧下さい。このシンポジウムでは、「安全で安心に消費行動ができるよう企業と消費者とのコミュニケーションの進化が必要」であり、「企業の取組を消費者に知ってもらうことの重要性」が多く述べられていました。いわゆる「三方よし」(企業・消費者・社会全体の三者によいものを)です。中でも釘宮氏による、企業には、安全安心はもとより、社会的責任・地域社会への貢献、そして消費者とは現在のお客様だけではなく、社会全体へ応えていくことが必要であるという意見が印象的でした。ただ、残念だったことは、「ユニバーサルデザイン」という言葉が一度しかでなかったことです。バリアフリーは、すでに出来ているもののバリア(障がい)をフリー(取り除く)にすることに対して、ユニバーサルデザインは様々な人・環境・生態系への配慮をはじめから想定して物やサービスを作りあげるということ。原料調達から生産過程、流通過程、消費、廃棄、再生などのトータルの視点は大変重要だと思います。板倉氏の「五方(消費者・事業者・社会・従業員・未来)よし」という言葉がこれに近いのだと思います。文字数の関係で、全てをここでお伝えできないのは残念ですが、今後も消費者志向経営に関しては注視していきたいと思います。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/consumer_oriented_management/propulsion_organization/